俺氏復活のお知らせ

抑うつ状態と診断されて3ヶ月が過ぎました。

俺はようやく「俺」として認識できるようになりました。

多分何言ってるのかわけわからん。
と思うので、簡単に説明します。

5月に「術後1年の定期検診」を受けた時に、
家族やナースさんに、

「様子がおかしい」

と言われました。
そこで、心理カウンセラーの先生とお話ししたところ、


どうやら抑うつ状態だと。


てんかんで手術をした人の中には、
俺のように鬱になることがあるそうです。

理由は人それぞれですが、俺の場合は……



焦り……でした。



俺は手術を受けるに当たり、会社を長いこと休ませてもらっていました。

仕方ない事だと頭では理解できているんです。

しかし、休んでいる間に会社の人達は自分の事を何て言っているのだろうか……とか、

自分が抜けた穴を誰かが埋めて、どっかで誰かがダフルワークしたりして負担を背負ってるんじゃないか……とか、

そう言ったことをぐるぐる考えてしまっていたんです。
そうすると、
「手術がおわったー!」→「さっさと退院して復帰しよ」

という行動に出るわけで、
体力が追い付かないとか、リハビリとかそんなもんはすべて後回しでした。


2016年6月16日に退院した俺は、8月1日付けで職場復帰を果たした……はずでした。


奇しくもその一年後の6月16日に「抑うつ状態」と診断されて会社を休むことになるなんて思ってもいませんでしたよ。

まぁすべては上に書いた事に起因するのですが、

おれ自身、他人からどう思われてるのか、
どういった目で見られているのか、
どんなことを言われているのか……

そういうことが気になっていました。
何故かと言うと、


自分がてんかんであり、
会社で何度も発作を起こしたから。


ぶっちゃけてしまえば、明らかな差ができてしまうと思っているのです。
その根拠は、健常者たる会社の人達は、

「また発作を起こすんじゃないか?」

という懸念を抱きながら俺と接することでしょう。


こちとら1日平均10回位の前兆を抑えながら十数年てんかんを隠して生きてきたんだぞ!!

てめぇら脆弱な健常者と一緒にすんなバーカ!


と大声で言いたいですね。
ですが、会社なので言えるわけもなく、
認めて貰うために主治医から「ダメ」と言われた仕事内容も進んでやりました。

仕事が終わらないのは自分の能力が足らないせいだと自分を責めました。
体力が追い付かないとわかっていても、歯を食いしばってやり続けました。

例え、身体や心がぶっ壊れようとも構わないと思ってさえいました。

結果、心が壊れたそうです。
恐らく今でも壊れているでしょう。

どうか、あなたは俺のようにはならないでください

他人がなく理由がわからなくなりますよ。
ご飯の味が分からなくなります。


家族と会話が成立しなくなります。


俺がそうだったように……