私達に光を!

はい、大佐です。
ここまでずっとてんかんの事ばかり書いてきましたが、私達とて人間です。

「好きなことの1つや2つありますよ?」

しかしながら「そんな事求めてねぇからな。」とか思われてしまいそうで私は既に怖がっています。
じゃあ何故「好きなこと」等と言い出したのかと言いますと、

「私達てんかん患者は、健常者の人が思っている以上に制限をかけられて生きている。」

という所から来ているのです。
例えば「私個人」を例に挙げると、

「車の運転免許も取得し車も購入したが、2016年にてんかん発作が起きた為、2018年まで愛車を運転する事が出来ません。
何故なら、国の法律に従い『2年間無発作』という主治医の診断書を運転免許センターに提出しなければ車を運転する事は出来ない。」

という制限があるからです。
上記の制限を聞いて「なんだ、そんな事か」と思われた方も多くいらっしゃると思います。
ですが私は田舎に住んでいますので、交通の便が都会程よいわけではないのです。
ざっくりいうと、

「車は家族全員が持ってて、運転免許は18歳になったらとって、何処に行くにも車で移動するのが当たり前。」

と言うのが私と私の周りの人々の「世界」です。
では、そんな中で突然車を運転出来なくなったら?

「仕事に行くにも、遊びに行くにも、誰かに頼んで車を出して貰わなければならない」

というわけです。
何が言いたいかと言うと、

「ひたすら気を遣い続ける毎日」

になったわけなんですよ。
だって自分の都合で「誰か」に「足」になってくれっていってるんですから。

さてさて、そんな制限だらけの私達にも楽しみがあります。

「自分の趣味だったり、共通の悩みを持つ誰かと出会うこと」

これです。やはり没頭できる何かや、共通点のある仲間がいると心強いもんですよね。
そして本音で語り合えるようになると親友レベルまで行けますね!

因みに私は「共通の悩みを持つ誰かと出会うこと」と「ゲームと音楽鑑賞と読書」が好きです!
ここまで来るとなんか「健常者」とあんまり変わらない気がしてきましたね笑

この投稿をご覧の方々に最も言いたいのは、

「制限をかけているのはいつも自分で、実はそんなに制限なんてかかってない。」

ということです。
ここまで読んでくださってありがとうございました!そしてお疲れ様でした!
目が疲れたという方は、手のひらで目を覆って眼球を温めるといいそうな。
ではまた次の投稿でお会いしましょう!